コーネル大学の実験施設で行った研究成果について、プレスリリースをしました。
内容の要約
□ 植物と動物の存在比を決める要因は「生産性説」「捕食者説」「防衛説」「化学量説」に大別されるが、どれが重要なのか明らかでなかった。
□ これら4つの要因説を定量的に評価する理論的枠組みを構築し、池の生物群集に適用した。
□ いずれの要因説も重要だが、特に「捕食者」と「化学量」の影響が大きいことが分かった。
□ 植物と動物の存在比を決める諸要因説の重要性を定量的に比較した初めての研究。

Takehiro Kazama, Jotaro Urabe, Masato Yamamichi, Kotaro Tokita, Xuwang Yin, Izumi Katano, Hideyuki Doi, Takehito Yoshida & Nelson G. Hairston Jr (2021) A unified framework for herbivore-to-producer biomass ratio reveals the relative influence of four ecological factors.
Communications Biology, 4, 49.DOI:10.1038/s42003-020-01587-9

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